2020/05/26
アフターコロナでの無観客撮影てどうなのかな?
無観客で配信の案件相談が何件かきていて撮影位置は自由で途中で舞台を止めてリテイクもありとか、映像制作側的には
「面白そうだぞ」「今までにできなかった事ができる」と思う反面、
なんかピンとこない感覚もありました。
昨日も相談が来て、その方は「無観客での撮影はどうなの?意見聞かせて」
と言われて、「何件が相談受けてます、そういう時代になるんですかね」と話したら
「それなら普通に映画として撮影したほうがいいのでは」
という意見に「確かにそうだ」と思いました
無観客での撮影がいまいちピンとこなかったのはこれだったのかなと思った瞬間です
撮影技術の話でいうと、お客様を入れてのノンストップ撮影での戦い
動けない撮影位置で、シーンごとにいい画をどう切り取るのか瞬時の判断力
役者の動きへの自然なフォロー、それにともないフォーカス、アイリスの変化への対応、
次のシーンの事も考えながら画を変えるタイミング
ハプニングにも瞬時に対応する技術力とか
そういった舞台撮影技術の面白さ、撮影技術を抜きにしても
お客様の反応で役者のテンションも変わり、そういったライブの空気感を感じ取りながら、一瞬一瞬を撮影するから、舞台映像は面白くなる。
こんな事態がなければ考えなかった事です。
舞台系がどう変わっていくのか、何も変わらないのか
緊急事態宣言がなくなりまずは 1か月後がどうなるのか楽しみです
舞台収録の株式会社Hakua
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